What is Sound Resonance for? サウンドレゾナンスとは

21世紀のサウンドヒーリング

どこか調子が悪い、ストレスを感じる、何かがおかしい、などが原因でセラピーやカウンセリングを受ける人が多いでしょう。不調を正常な状態に戻すためのヒーリングやセラピーのアプローチは、世の中に多く存在しています。しかし、サウンドレゾナンスのヒーリングのステップは、あなたは正常で自然な状態(不調な状態だということを知ることができる)であってどこも悪いところはないということに、そして本来のあるがままの状態に気づいていくことから始まります。
私たちは、自分の体がこのようであること、日本人であることなど、自分がどのようなものであるかということを決めて生まれてきてはいません。意図して自分がつくったのではないことを変えることはできないのです。植物や動物の姿、営みを見ているとそれをつくった存在は愛に満ちていて、すべてを正しくつくったのだということが理解できるでしょう。すべては愛であり、自分もその一部であること、あるがままが完璧なのだということを知れば、自分は何をすべきなのかということが見えてきます。
サウンドレゾナンスは、あるがままの自分を深く愛していくこと、自分を批判したり変えようとするのでなく、本来の自分をできる限り優雅に生かしていくことを目的としています。与えられたものに感謝しながら、本来の自分という花を咲かせていくこと、その香りを放っていく、ということです。

そして、本来の自分でいられるために、知性(左脳)とセンス(右脳)をどのように使っていくか、ということをサポートします。この両者が統合することによって、私たちはより成熟していくことができます。

サウンドレゾナンスは本来自分に備わっているエネルギーシステムに意識を向け、それらを活用することで、よりエネルギーを健康な状態に保つための、新しいサウンドヒーリングのシステムなのです。

自らが生み出す音「声」のエネルギーを知る

私たちは「声」という音をどこから出しているのでしょうか?声帯を震わせて声を出すのですが、その前にこの肉体が存在しなければ「声」は音を出すことができません。それが、レゾナンスボディ(共鳴身体)なのです。たとえば、チェロのような楽器を思い出してみてください。あの木製の大きなボディがなくて、弦とボウだけだとしたら、あの美しい音を聞くことはできません。私たちの「声」もレゾナンス ボディ(共鳴身体)なしでは、音を出すことはできないということがわかります。声紋が犯罪の捜査にも用いられているように、ひとりひとりの「声」はとてもユニークで、ひとつとして同じ声はありません。そして、体のどの部分のエネルギーと共鳴しているかで、その声の特徴を知ることも可能になります。

「声」のエネルギーを知ることができれば、自分のエネルギーの状態をも知ることができるのです。
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声のエネルギーを実際に目でみることができる

サウンドレゾナンスは、声のエネルギーを目でみることができるシステムです。

近年のテクノロジーの目ざましい発達による環境の変化で、私たちのエネルギーフィールドは電磁波の影響を受けています。大都市では自然のリズムからかけはなれ、本来の自分の波動を失ってしまいがちです。そのような環境におかれた人々にも、サウンドレゾナンスの方法は非常に有効です。逆説的ですが、コンピューターを用いてリーディングをするサウンドレゾナンスの方法はこれらのテクノロジーの発達があったからこそ、この21世紀に可能になりました。テクノロジーは環境を破壊する一方で、ヒーリングに用いることもできるのです。

声を録ると、コンピューターの画面上で、声のエネルギーが色のついたグラフの中に、波形として現れます。12色そして12音階の中に、あなたの声のエネルギーが映し出されるのです。色のエネルギーは、人間の身体エネルギーと深いつながりがあり、そして音とも深く関連しています。あなたの声が、あなたに目に見える形であなたの本来の質、そして今抱えている課題、そしてヒーリングするために必要な音を教えてくれる…。

それによって、自分自身をより深く理解し、エネルギーフィールドを充電して、より健康で元気に、そしてより明晰になり、自身のエネルギーレベルを高めることができるのです。


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自分の声を使ってヴォイスヒーリング

自分をより健康な状態へ導いてくれる「音」を見出すことができたら、その「音」を実際に自分の声を使ってヒーリングに使います。
サウンドレゾナンス CD(エネルギーセンター、チャクラ、色に合わせた音を収録)の中から自分に必要な音の入っているCDを選び、曲に合わせて声を出す「トーニング」という方法を用います。

「トーニング」は、声を外に向かって出すのではなく、また内側に向かって響かせようとするのでもなく、自分がまるでクリスタルボウルになったように、おだやかに、ただ自分のまわりがその音のヴァイブレーションで満ちていくように声を出します。

とてもシンプルな方法ですが、自分のプラグを宇宙に入れたように、エネルギーレベルで充電することができます。
音(sound)や共鳴(resonance)についてもっと知りたい方は先へお進みください。

Sound(音)

そもそも音とは、どんな現象のことを言うのでしょうか?
振動することによって引き起こされる興奮。音は、振動がもたらすエネルギーなのです。
私たちの耳に聞こえる音は、15ヘルツから2万ヘルツの間。この地球上の全てのものが振動しています。運動(動き)が周波数を生み出し、周波数が音を生み出すことは、物理的にも証明されています。それが、音として私たちの耳に聞こえないものであったとしても、あらゆるものが音を出しているのです。私たちが音を出すと、特定の比率=周波数の振動が生み出され、その動きの速度(周波数)が特定の音を決定します。たとえば、通りを走る車の音は聞こえますが、移動する電子の音は人間の耳で聞こえる範囲にないために聴くことはできないのです。でも、その音は存在しています。
心臓の鼓動、極微の振動の周波数を、あるいは原子の周波数さえも検証することができます。その周波数を測定する単位が、ヘルツなのです。

Resonance(共鳴)

再び音を出すという意味の「レゾナーレ」というラテン語の単語から派生してできたものが、レゾナンス(共鳴)なのです。部屋の中に二つのチェロを持ち込んで、その一方の1本の弦を鳴らしてみます。すると、触れていないチェロの同じ弦が共鳴し始めます。ここで起きている現象は、演奏されている一方のチェロに応答して、触れていないチェロが再び鳴り(re-sound)始めているということをあらわしています。触れていないチェロの方は、相手がもたらした振動の動きに対して、共鳴し、もっとも自然に振動する周波数で振動し始めたというわけです。
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Sympathetic Vibration(共振)

ある対象の波動が、他の対象または、主体の波動を変化させる共鳴現象のことをあらわします。
一方がもう一方の振動率に合わせることができれば、それは、共振に変化します。振動率の同調が共鳴システムを生み出します。(ジョジョリア・リーズ)

Entrainment(同調)

1665年オランダ科学者クリスチャン・ヒュイゲンは、壁の両側にかけた2つの振り子時計が完全なリズムで一緒に振り子を振るようになることに気づきました。2つの時計は、共通のビートで、実際、機械的な正確性で合わせられる精度をはるかに超えた精度で、同調して振るようになります。
それは、まるでその2台の時計が同時に歩調を合わせたいと「望んで」いるようでした。研究によって彼は、それらの振り子が壁を通した微細な脈動によって同期していること、2つのオシレーターの共通のロッキング フェーズ または、単純に「同調」が起こっていることに気づきました。この現象は普遍的なものです。同じ場所に、2つ以上のオシレーターがあってほとんど同時に鼓動しているときは、必ずそれらは正確に同時に鼓動するように「ロックしている」ように見えます。その理由は、自然は、最も効率的なエネルギー状態を模索していて、同調しながら鼓動するほうが対立しながら鼓動するよりもエネルギーが少なくて済むからのようです。(出典:ゲオルグ・レオナルドによるサイレント パレス)
ある音楽が流れていて、その曲のリズムに合わせて体を動かし、調子をとることは簡単ですが、その曲とはまったく違うテンポをとることはとても難しく感じるはずです。そのように、私たちは、自然に同調することを選んでいることがわかります。そして、私たちの周りのリズム(海の波、風にそよぐ木々の音、また列車の音、電子レンジの音など)のリズムによっても同調が起こります。サウンド レゾナンスCDは、私たちのレゾナンス ボディ(共鳴身体)の中により深い協調的な周波数に私たちを同調させることができます。
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私たちは、互いに影響しあっている

原子からできている物質は、すべて自分自身の自然な周波数で振動しています。地球上に存在する鉱物、植物、繊維、システム、組織、惑星、空気・・すべてのものは振動し、独自の周波数を持っているのです。健康な状態では、わたしたちのエネルギーシステムは、とても調和的に振動しています。ただ、全体とのシンクロニシティから外れてしまうと、微妙にズレが生じ始め、不調和や居心地の悪さを感じ始めます。
たとえば、オーケストラの演奏を聴いている最中に、ひとつの楽器だけが音を外してしまったらどうなるでしょうか?オーケストラ全体の音に影響を与え、調和を乱してしまうことになりかねません。
私たちのエネルギーシステムである、レゾナンス ボディ(共鳴身体)もオーケストラを構成している音のように、たくさんの異なる振動がひとつの体を作り上げているのです。
そしてレゾナンス ボディは、まわりにいる人々とともに振動しています。よく、「波長が合う」という言葉を耳にしますが、同じように共鳴し合える人がそばにいると居心地のよさを感じられるのはそのためです。人ごみの中で、何か居心地の悪さを感じるのは、そこにはたくさんの自分とは異なる振動が存在していて、そのエネルギーパターンをあなたが受け入れられないというところからくるのかもしれません。
現代社会の生活にある音というと・・・車の騒音、建設現場の騒音、列車や飛行機の音、そして、生活環境の中にある冷蔵庫、電子レンジ、コンピューター、空調、電子機器、携帯電話の音が浮かび上がります。そして耳には聞こえませんがたくさんの電磁波の中で、私たちのレゾナンス ボディ(共鳴身体)は、絶えず、影響を受け、自然なリズムのバランスを崩しはじめています。
いい意味でも、悪い意味でも私たちは互いに影響しあっているのです。
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